今晩のNHKニュース。三番瀬訴訟に判決が出た。漁協への融資の不当性を訴える原告側の訴えが却下されたとのこと。まったくもう、どうなっているのだ。漁業問題と農業問題は、本質的に同じだから、農業問題のカテゴリーに入れる。
県が漁協に融資したお金は43億円。漁協の組合員は600人。一人あたりとしてはか なりの金額。利息は今まで56億円にも達するが、すべて県(納税者)の負担で、漁協は一銭も払わない。インタビューに出た浦安漁協の組合長は「漁民が泣く ことになってはならない」とおっしゃる。三番瀬は埋め立てられなかったので漁業補償の意味はなくなっている。借金の利子は払わず、さらに元本の返済の意志 もなく、これでは丸儲け。泣くどころか大笑い状態じゃないか。
日 本の海岸線は世界でも有数の長さだ。でもそのすべてが漁協の利権となっている。公共事業をしようと思えば、海岸線に手を付けざるを得ないことが多く、その 度に莫大な漁業補償。三番瀬のように工事を行わない場合でも、巨額の「漁業補償」が支払われる。いわゆる「弱者」が結束することで「政治的強者」となり、 さらに経済的な利益を誘導して「経済的強者」となる例がここにも見受けられる。
可哀想なのは千葉県の勤労者(増税者)だ。
日 本の海岸線は世界でも有数の長さだ。でもそのすべてが漁協の利権となっている。公共事業をしようと思えば、海岸線に手を付けざるを得ないことが多く、その 度に莫大な漁業補償。三番瀬のように工事を行わない場合でも、巨額の「漁業補償」が支払われる。いわゆる「弱者」が結束することで「政治的強者」となり、 さらに経済的な利益を誘導して「経済的強者」となる例がここにも見受けられる。
可哀想なのは千葉県の勤労者(増税者)だ。
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